Garmin Forerunner 220 を使ってみた
Garmin Forerunner 220 (FR220) を購入して、早速大会で使ってきた。
名古屋シティマラソン2014に参加してきた - . : tmyk_h : .
FR220 の基本的な使い方は理解したけれど、練習や実践で全く利用していない状態だったので普段使っているランニングウォッチと併用。
左腕に FR220、右腕に普段使いランニングウォッチと、両腕に時計を付けたちょっと怪しい状態で走った。
時計の設定
出荷時の状態からはあまり変更せず利用できる状態にあるけれど、以下の点を変更。
設定内容 | 設定方法 | 設定値 |
---|---|---|
操作音を消音 | Menu > Settings > System > Sounds > Key Tones | OFF |
通知音を消音 | Menu > Settings > System > Sounds > Alert Tones | OFF |
バイブレーションON | Menu > Settings > System > Sounds > Vibration | ON |
テーマ色を緑 | Menu > Settings > System > Theme Color | Green |
Bluetoothオフ | Menu > Settings > Bluetooth | OFF |
Bluetoothはオフなので、ハートレートモニターとの接続は行わず、GPSのみの利用。
ファームウェアバージョン
Menu > Settings > System > About で確認可能。
GPS Versionは現時点で下記よりも最新のバージョンがリリースされているようだが、ファームウェアのアップデートが上手く行かず*1、一つ前のバージョンを適用。
Software Version | GPS Version |
---|---|
2.50 | 2.80 |
気づいたこと
パワーセーブモードへの自動移行
ランニングウォッチとして使おうとしている状態で計測を開始せずに一定時間無操作状態でいると、通知を行った後「パワーセーブモード」に移行する。
パワーセーブモードとは、GPS等をOFFにして単なる時計として利用するモード。
レース開始の15分程前から「後はスタートラインを超えたら計測開始ボタンを押すだけ」な状態にしておいたら、「パワーセーブモードに移行する」というメッセージが表示されて、バイブレーションによる通知があった。
パワーセーブモードに移行しないようにするにはどのように操作したら良いかが判らなかったので、その場はパワーセーブモードへ移行させ、計測開始可能な状態へは再度操作することで対応した。
ペース表示
今までは1km走り終えるまでどの程度のペースで走っているのかが判らなかったけれど、キロ何分程度で走っているのか、おおよそのペースを表示してくれる。
現在走っているペースがどの程度なのかが直ぐに判るのはとても助かる。
バイブレーション通知
1キロ単位で通知が来るのはすごく便利。「そろそろ1km進んだかな?」とキロ表示の掲示を探さなくて済むのはとても楽だった。
通知は、バイブレーション通知のみで充分だった。現時点ではアラーム音を発する必要性は感じられない。
最初の2キロくらいまでは人混みの中をぶつからないように走るのに夢中で通知に気付かなかったけれど、以降は走りに余裕が出てきた事もあって通知を受けたらその内容を確認しながら走れた。
通知時の画面表示は、大きな文字でラップタイムが表示され、小さな文字でキロが表示される。ラップタイムは大きな文字で表示されるので見易い。
時計の距離計測通知とキロ表示の掲示位置のズレ
スタートラインに合わせて計測を開始したつもりだったが、主催者側が掲示しているキロ表示の少し手前で1キロごとの通知が行われる様に感じた。
そのため、10キロを超えた辺りからは通知を受けて少し前を見るとキロ表示の看板が見える状態だった。
時計からの1キロごとの通知はあくまで参考程度にしか考えていないので、細かいことは気にしない。
電池消費量
通常利用時、時計を表示させることで電池マークの絵を利用したおおよその残量を目視にて確認することは可能だが、パーセンテージ表示によるバッテリー残量の調べ方が判らない。
クレドールにセットして充電モード時に表示されるバッテリー残量を見たら、80%台後半だった。
ハーフマラソンなら、一回の利用で10%程度のバッテリー消費が見込まれる。
データのアップロード
「Garmin Connect™ Mobile」を利用することでモバイル機器(例えばiPad等)とBluetooth接続で時計からiPadへのデータの転送を行うことが出来、iPad経由でのデータのアップロードを行うことが出来た。
Android版のGarming Connect Mobileは、Android 2.3.4 向けのアプリが FR220 に対応していないらしく、現時点では機器の接続自体が出来なかった。
ケイデンス(Cadence)
FR220 における新機能とのことだが、フットポッドを利用せずに時計の機能のみでケイデンスを計測してくれる。
ケイデンスの値はspm(steps per minute)という単位で記録され、「1分間の歩数」を表す。1分間の歩数が判ることで、走っている際のピッチがどの程度なのかを知ることができる。
(「spm」は「stroke per minute」なのか「steps per minute」なのか判断が難しかったが、Garmin Connect 上では「Steps per Minute」という表記だった)
今回計測したケイデンスの値は「187」。
ケイデンスに関して少し調べてみると、理想のケイデンスは180spmとの事なので、悪くない値なのかな。
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*1:GPSのファームウェアアップデートに失敗するのは不具合だったようだ。Why did my Forerunner 220/620 fail to update the GPS software?というエントリに解決方法が書いてあった。